牧場物語

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HM+ミネ仲

・イラスト

 

・文章
  • サクラ貝

    いつになったら伝えれるだろうこの気持ち。君に伝えたくても伝えられないじれったさ。いつから感じるようになってただろう…。 サクラ貝まただ…。あまり見たくない現状なのだが、気になってもう一回チラッと横に目をやる。俺の目に映ったのは、知…

  • 幸せな家族

    「ごめんね、俺の暮らしはこんなので…」そう呟く彼は、申し訳なさそうな顔をして笑った。 幸せな家族 「どうしたの、急に?」「いや、だって…」彼が何を言っているのか分からなくて、キョトンとして聞いてみると、どう言って良いのか…

  • Mimicry

    寒い………。寒い………。あんた寒いわ……。あんたがやっても意味ないのに……。彼じゃないと意味ないはずなのに……。「…用って何……?」寝起きにいきなり部屋のドアを叩かれて、着いてきてと言われて着いた場所は海。こんなに寒い日に海に連れてくるなん…

  • 窓際にいる君へ愛の唄を

    「神父様、神父様。私の悩みを聞いてくださる?」「ええ、いいですよ」 窓際にいる君へ愛の唄を とある小さな教会の懺悔室。罪を懺悔する場所だというのに、金色の髪を伸ばした彼女は自分の悩みを相談した。誰よりも彼女に真実を告げら…

  • 高鳴る鼓動は、君のせい

    僕は前から彼女を好きだったんだ…。この思いに気づくのは、とても苦しい勘違いやとても嬉しい出来事で成り立つから、それを隠していたに違いない。それを今、思い知ったのだった…。 高鳴る鼓動は、君のせい「あら? ピート君ったらまた怪我した…

  • I LOVE YOU

    彼女の作った話は世界で一番。優しい夢へと誘う船に乗っているかのような、そんな気分にさせてくれる。LOVE YOU「マリー、こんにちは」「ピート君! こんにちは。 今日は仕事早く終わったんだね」「うん、この寒さだと作物も採れないしね。 洞窟も…

  • 温かいから 好き

    「ランちゃんってさ…」「ん?」「いっつも笑顔だよね」彼女は太陽よりも眩しいくらいの明るい笑顔を僕に向けた。温かいから 好きその日、凍り付くように寒い時期がやってきた。まだまだ大丈夫だと思っていたから、まだ冬着の支度を終えなく、薄い生地の服を…

  • 聖なる教会

    今日はとても素敵な日だと思った。世間ではクリスマスという聖なるイベントらしい。だけどこの町では、星夜祭ととても神秘的で美しい名前のイベントがある日でもある。聖なる教会この日、私は初めてのこのイベントに胸がワクワクして早く起きてしまった。すっ…

  • 何も無いのは気楽かも知れない

    span>恋人の日。誰かが今日のことをそう言った。AM:10:00『元気してる?』『うん』『そっちはもう暖かくなった?』『うん、もう春だもの』『そっか…。また今年も夏しか帰れないけど…』『ううん、平気』『ゴメンな』『ヤダな、謝らなくて…

  • グッドモーニング

    グッドモーニング (for.Cliff&Crea)夫婦になって何が特別かって言うと、一つは「おはよう」って誰よりも初めに言えることだと思う。そうずっと思ってきたのに、目が覚めると彼は居なかった。「またあそこか…」そう呟いて歩き出す。「やっぱ…

  • ニュームーン

    ニュームーン(for.Doctor&Crea)「ドクター、知ってます?」「何を?」「新月って英語で新しい月って書くんですよ」「ああ、そんなことか」「やっぱ知ってました?」「知っているよ。これでも医者になるために英語も勉強したからね」…

  • 夕暮れノイ

    走れ――――――走れ―――――――――走れ、走れ、走れ――――――――――――後ろで叫んでるジジイの声なんて、届かないところまで。風を切った気がした。髪が走る方向に逆らい、流れていく。一瞬で過ぎ去る町並みも、全てが綺麗に見え、さっきまで嫌な…

  • 主人公ズ

     「やっぱりさ、割に合わない仕事だったんだよ」そう言ってピートは小さな音を立ててブドウ酒のジョッキを置いた。その様子から見るに、もうすっかり酔っているようで誰もが愛想笑いをするだけでとめようとはしなかった。こういうことがピートには…

  • 悪戯な瞳が 好き

    「カイってそういえば…」「…ん?」「夏しか居ないんじゃなかったけ?」そう言うと、悪戯っ子の微笑みを私へ向けてきた。悪戯な瞳が 好きカイは夏しか居ないことを、私は今更になってようやく気がついた。何だか自然と会話をして、毎日のように私の牧場に赴…


しあ詩

・イラスト

・文章

  • 勇気の一歩

     いつも明るい彼女は、憧れでそして好きな人だった。遠くから見つめるだけの恋だけど、いつかは話せるように。僕にも勇気が出ますように。そう、ソッと願ってる……。 勇気の一歩 「おはようっ!」明るい大きな声がルーンの…

  • おすそ分け

    夏の暑い日、今日も町中に元気な声が響く。その声の主は、まだ小さな牧場を営む牧場主。 >おすそ分け夏の表情はコロコロ変わる。泣いたり、笑ったり、怒ったり。そんな中、今日は汗がしたたるほどの快晴。ハヤトは風にでも当たろうかと思い、どこか当…

  • 神様、お願いです 僕の最初で最後の頼みを聞いてください

    冬の12日の朝六時時計の針が12を指した瞬間、予めセットしていたベルが鳴る。虚ろな意識の中、「よし、計画通りだ」と呟く。しばらくボーとした後に、ハッキリした意識の中で一つだけ計画に背いた物があったと気づいた。たった一つだけ計画通りにならない…

  • liar man

      【     ティナ君へ      】春風が街の中を流れようとする季節となりましたね。きっと君のいる街では、まだまだ寒いのだろうけれど、元気でやっていますか?ぼくはちゃんと元気でやっているよ。今居るところでは、様々な植物が新たな生命の誕生…

  • 青春メモリィ

     「これでいいかな、ジーナちゃん」「ええ、とっても素敵だと思いますわよ」「ティナさんって、お料理が上手でしたのね」「えへへ、ありがとー。でもそういうジーナちゃんもディアちゃんも、とっても上手だよ」「ありがとうございます」「嬉しいで…

  • 高鳴る鼓動が耳障りだった

    「くだらない…」「何で…?」「ボクは人間のまつりごとに参加する気はないからだ」「人に感謝するのって気分いいよ?」「フン、人間にか…?感謝なんて一つもすることない」「女神様には?」「関係ないだろっ!あいつにだろうと何だろうと、ボクは人間が作っ…


やすらぎ+わくアニ

イラスト

文章

  • 大好き

    「アカリ」そう呼ぶ声がとても優しくて、何だか照れくさい。だから前とは全く違うねとからかうように言うと照れたように彼は笑った。くしゃりとした笑顔が何だかとっても可愛く見えて、私はまたつられて笑顔になる。そんな幸せな日々。大好きな人と共に過ごせ…