清正×ねね

ずるい想い

三成がおねね様への想いを馳せていたのは知っていた。しかし知らぬ振りをし、おねね様にお慕い申していたのは俺の方だ。初めは母と思い、その慈愛を好いた。次第に母から女性へ変化していったのはもう遠い昔。秀吉様と共に戦い、俺たちの世話までしてくれたあ…